食べるのが好きになる

野菜をおいしいと思えたら食事も楽しくなる

野菜を食べてくれない時の調理ポイント

1歳半〜3歳代のお悩みで多いのが「野菜拒否」です。


特に緑色の野菜に対して嫌な感情を持つお子さんが多いです。


原因としては主に2つあります。


まず1点目は「味」です。


人間は本能的に渋味や苦味は毒として認識してしまうので、拒否反応を示してしまいます。


特に初めてその味を体験するお子さんは、拒否反応を示してしまいますが、決して悪いことはないんですね。成長の過程の一つです。


なので、この味を食べ慣れて、食べても安心だよーと体に覚えさせていく必要があります。


【調理ポイント】

渋味や苦味を感じないようにするに、しっかりと茹でることです。


茹でることで渋味苦味の原因の「アク」を取ることができます。


また、量にも工夫して、初めはほんの少しずつから料理に混ぜ込んでいくといいですね。

お子さんが気づくか気づかないくらい。


そして、その量を徐々に増やしていくといいでしょう。


【味付けポイント】

ダシやカツオ節(細かいタイプ)、すりごま、マヨネーズやピーナッツバターなとで調味することで、渋味苦味を抑えることができます。


ベーコンやウインナー、油揚げやツナなどと一緒に食べることでも食べやすくなります。


またアスパラやインゲンなどの青臭さがキツい野菜は、下味をしっかり目につけたお肉と調理すると食べやすくなります。

ひき肉を使う際はパラパラになって噛みにくいので、水溶き片栗粉でとろみをつけてあげると食べやすくなります。


【その他のポイント】

味のキツい、ニラや生姜、みょうがなどの香味野菜は味付けの一部として、ほんの少しずつから使っていくといいです。

しかし、大人でも苦手な方が多い野菜ですので、もしお子さんが嫌がったら無理に食べさせる必要はないので、たまに出していく程度で大丈夫です。


ということで、野菜拒否の対応ポイント❶をお伝えしました。

時間は野菜拒否の対応ポイント❷をご紹介したいと思います。