食べるのが好きになる

野菜をおいしいと思えたら食事も楽しくなる

ご飯を食べてくれない時の見直しポイント❷

前回に引き続き、ご飯を食べてくれない時の見直しポイントです。

今回ご紹介するポイント❷は「食べにくい食材を使っていませんか?」です。

この頃になると歯が生えてきて、歯で噛んで食べることができるようになります。

ただし、まだまだ歯で上手に噛むことができません。

歯が完全に生えろった3歳半すぎころから、やっと硬い食材(スルメやイワシなど…)を噛めるようになります。

なので、歯が生えたからといってなんでも上手に噛めるようになるわけではありません。
まだ噛みにくいものは避けてあげてほしいなと思います。

例えば、生野菜です。
もちろん好きなお子さんは、たくさん食べさせてあげてください。

噛みにくくて苦手とか、噛むことに疲れて嫌になる、生野菜独特の青臭さがいや、などなど、生野菜を苦手とする子はとても多いです。

なので、この頃の月齢では無理矢理、生野菜を食べさせる必要はないので、お子さんが食べやすい調理形態で用意してあげてくださいね。

お肉はどうですか?
薄切り肉は噛み切りにくくて嫌がることが多いです。
ちょっといいお肉から、サクッと噛み切れるので問題ないかと思いますが、お手頃価格のお肉の場合、大人でも噛み切りにくいものもあります。

こういう場合は、いつもよりも小さめに切ってあげて、噛み切らなくてもいいようにしてあげてみましょう。

また逆に分厚いお肉を使う場合は、焼く前にしっかりと叩いてあげたり、塩麹に漬けてやわらなくしてあげてもいいですね。

どの食材に共通して言えることは、噛みやすくしてあげることです。

食事の最後までお子さんが噛み疲れないように、少し手を加えてあげることで、食事の時間が苦痛にならないようにしてあげましょう。